経営者が良く口にする社内課題に、「社員の一丸となった総力が感じられない」「やる気のない社員が多い」「決められたことはやるが成長や進歩がない」
「何が何でもやり遂げると言う覇気が感じられない」・・等があります。
いずれも経営にとって由々しき事態と言えます。経営はこの理念を掲げ、究極の到達イメージを明文化することからはじまると言っても過言ではありません。
社長以下、その事業に携わる者達は、この達成に向けて持てる能力を結集させ、理念を理解・共感せずしてリーダーシップは発揮できるわけはなく、
また、社員として働くことの意義に関わる重要な要素と言えるわけです。
昔から日本の会社には、「社是」なるものがあったと思いますが、いつの日か陳腐化してしまい、欧米企業の理念経営にはほど遠いものとなっていました。ところが、この数年前から日本企業もこのことに気づき、理念の再設定、浸透化、共有化をあらためて見直し、理念経営を遂行しようと言う動きを感じるようになりました。
そもそも、理念とは「ミッション:Mission、ビジョン:Vision、バリュー:Value)によって表現されます。ミッションとは社会的使命、ビジョンは在りたい姿、バリューは企業価値と訳されます。社員として、自分はこの理念のどこに貢献しているのかを考えて仕事をすることは就業する際の基本と言えます。
つまり、理念経営は経営の根幹に据えるものであり、これこそが経営と言っても過言ではないのです。
戦略は企業の持続的競争優位性を構築し存続・発展するための施策ですが、究極の目的は、この理念へ近づき、達成するためにあるとも言えるのです。
理念経営の成果の目安は、会社理念を正しく理解し、社員一人一人の言葉で語られ、自らの仕事をする際に、
いかに活かして行くかを考えることができるようになることです。
これこそが経営の真髄と言えるでしょう。
現在、企業経営の舵取りは、永続的に企業を存続・発展させて行くために、社内資源を有効活用し総力をあげて目標・ゴールを達成して行くための柔軟で強靭な組織力を
リストラクチャリングする時期にあると言えます。
私達はこの企業理念の浸透と組織力をリストラクチャリングすることをご支援いたします!